ネイルで爪水虫

ネイルで爪水虫？
ネイルをして、外してみたらいつの間にか爪水虫にかかっていた！！
と思う方もいるかもしれません。

でも、ネイルをしていたのだとしたら、たぶんそれはグリーンネイルです！

グリーンネイルと爪水虫の違い

グリーンネイルと爪水虫の原因菌は厳密に言うと違います。

グリーンネイルの原因菌は、緑膿菌という真正細菌（細菌、バクテリア）の1種です。
クリーンネイルは、緑色に発色するので良く爪カビとも言われますが、見た目の通称であって
カビとは違う訳です。

一方の爪水虫の原因菌は、白癬菌という真菌（カビの一種）です。

ここまでですと、グリーンネイルと爪水虫は何の関係も無いように見えますが、
実は治療法において関係があります。

グリーンネイルの原因菌と言われる緑膿菌は単体では、爪内部への侵入力は弱いと考えられています。
グリーンネイルは、カンジダ菌という真菌（カビの一種）一種が先に爪内部に侵入した後、緑膿菌が侵入して起こる病変と見られています。
以上のような理由で、グリーンネイルにも爪水虫の治療薬である抗真菌剤が効果があるという訳です。

菌の種類は、爪水虫とグリーンネイルは違いますが、
結果的には治療法は一緒になります。

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